てんとう虫 [variant piano arrange]



原曲 : 「AIR」より 「てんとう虫」
作曲 : 戸越まごめ ( Visual Art's )
アレンジ : chiquchoo ( Presence∝fTVA )
  

楽譜音源


  “variant”アレンジ第2弾です。ちょっと意訳して『異質な』と訳すと分かりやすいかな。第一弾の夏影(by Denko)もそうでしたが、本当に自由にやっています。両曲共通の特徴といえば、Airを顧みないAirBGMアレンジという点でしょうかw。実は私はAirは全くノータッチ、キャラもストーリーも殆ど知りません。最後のフレーズでピンときた方も多いと思いますが、この曲(原曲)を知ったきっかけはK. KuroyaさんのArmored Ladybirdです。ちなみにこの部分のフレーズには実は隠されたメッセージが…。
 この曲は本当に遊んで作りました。アレンジスタイルとしては私が真の意味で遊んでアレンジしていた、5年以上前のもので大体を形作って、今のアレンジテクニックで曲にまとめたような感じです。ピコピコ音その他1旋律をばっさりカットして、リズム音をちょっと変わった左手の和音で近似して、で妙なところでリアルアレンジ。おっと、遊んで弾いていた時に何を思ったかスウィングで弾いてみて、それがよかったので正式に採用したという経歴もあります。
 え、何でこんなアレンジ作ったかって? Armored Ladybirdから興味持って原曲を聴いた時に、「これは遊んで弾くべき曲なんじゃない?」と思ったからです。で、その思ったままに突っ走って3分で玉砕w。全然曲にならなかった。で、音だけは遊びつつ、ちゃんと組み立てて完成。それでも充分に暴走していますが。
 最後に一言:いーじゃないですか、たまにはこんなはっちゃけた曲があっても。

・演奏の手引き

 コンセプトははっちゃけてますが、音造りは意外に真面目にやってますこの曲。オクターブでメロディーを弾くところで微妙に上下のタイミングずらしたり、ストライド奏法部分で低音側の各小節の最後の音を半音ずらしたり。この辺りてきとーにやってるんじゃないんですよー(←説得力0)で、弾く時にはそういう所が見事に難関にw。オクターブの上下のタイミングはテンポによってはちょっと大袈裟にずらさないとなんかよくわからない音のばらつきに終わってしまったり、ストライド奏法はノーミスで弾かないと折角故意にずらした音が台無しに…。音は遊んでますが、遊びで弾ける曲かというと…。
 しかしながらそういう箇所もありつつも、基本的には楽しんで弾いてほしい曲です。テンポをゆっくり目にして、スウィングのリズムを存分に生かしながらのんびり弾くとなかなか面白いと思うのですがどうでしょう。“(swing)”としか記述していませんが、リズムの他にも適宜スタッカートなりアクセントなりを効かせて、ゆんわり(?)弾いて下さいな。


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