平成11年冬 七尾線の時刻表


※一部列車のみ掲載 (急行能登路号は全て掲載)


下り




上り




 1993年に七尾線が電化され、急行能登路は大幅に減便された。昭和57年冬は上下各々10本ほどだったのが、93年以来は上下3本ずつとなり、1、3、4号は金沢〜輪島間、3、2号は金沢〜珠洲間、5号は金沢〜和倉温泉間を結んでいた。

 5号は58系気動車ではなく、七尾線各駅停車と同じ415系800番台が使用され、下りのみの設定のホームライナーのような列車だった。
 
 それから数年後、(筆者の推測では98年)輪島発着が上下1本ずつ減便され、上の時刻表のようなダイヤとなった。急行能登路が特急が少なくなる時間帯である午前中や午後遅くに設定されていることから、急行能登路は特急を補完する役目もあったのだろう。

 蛇足ながら、当時ははくたかを除く各特急ともグリーン車つきのメイン編成が七尾線に入っていたが、今はグリーン車なしの付属編成1つか2つの3両もしくは6両のみとなっている。時期によっては3両でもガラガラになることがある。

 昭和57年の時刻表と見比べると分かるが、1号と3号は昭和57年の1号、15号のダイヤを踏襲している。5号は電化後の設定で、上りは踏襲していないようだ。


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