昭和57年冬 七尾線・能登線の時刻表



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 偶然見つけた昭和57年冬の時刻表を見てびっくり!当時、急行能登路号は下り9本、上り10本もあり、停車駅、行き先にたくさんのバリエーションがある。

 帰省の時期や観光シーズンには、名古屋から高山を通って富山まで行く急行のりくら号が金沢まで来て、さらに能登半島に足を伸ばしている。

 金沢発3時49分輪島行きという列車があるが、これは急行きたぐに号からの客をターゲットに輪島朝市のために設定された列車だろう。

 同じく朝早く、金沢発4時47分輪島行き急行能登路51号は年末年始のみの運転となっていて、帰省客をターゲットにしていることが分かる。他にも、帰省客をターゲットにしていると思われる急行能登路号がある。

 金沢発19時9分の急行能登路11号を見てみよう。実に面白い列車だ。 16時少し前に穴水に着いたら、編成を3分割する。先に珠洲行きの急行が発車し、次に輪島行き急行が発車する。そして残りはまたも珠洲方向行き!各駅停車で。

 つまり急行能登路11号は1本の列車が同じ行き先を持っている珍列車だ。各駅停車の珠洲方向(蛸島)行きは、時間帯から判断すると通学列車のようだ。このような列車のとき、金沢駅などではどう案内をしたのだろうか?上りにも似たような列車がある。(能登路20号)



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