自称『低音の魔術師』のちくちゅーですが、chiquchooとしてもこの曲を聴いてただで黙っている訳にゃあいかないでしょう。何だかんだで最新作から1曲は欲しいですし、という訳で風神録からはこの曲をチョイスです。最大の特徴は原曲より更にパワーUPされた重低音でしょう。高級なグランドピアノで弾く曲ではないでしょうが仮にそのような時は低音をしっかり鳴らして、或いは小さなアップライトピアノで弾く時は音が割れようががんがんに鳴らして、どちらにせよフルパワーで弾くのです。

・演奏の手引き

　ものすごく野暮ったい曲かもしれません。花映塚も真っ青の強烈な左手に負けずと右手もがんがん鳴らしていくので。こういう仕様なので諦めてフルパワーでがんがん行きましょう。さりげなく前奏の左手にとんでもない大ジャンプがあります。ここは相当難易度が高いですがとりあえず挑戦してみましょうね。その他後半の方では右手と被りつつ繊細に弾くところや、それをジャンプしてきてすぐやってのける所があったりと、この曲では左手のほうが飛び回ります。パワー調節をしっかりするとメリハリが出ますよ。この曲では、強弱よりパワーというイメージを持ったほうがしっくりきますね。実はただ単にフルパワー、ではなかなか上手くいかない曲でもあります。