免田駅で自転車を回収&金沢へ戻る


2006年9月9日


神岡から金沢方向に戻る。津幡で降りて七尾線乗換えだが、目的の電車までは時間があったのでちょっと撮影タイム。




七尾方向から金沢行きが来る。Denkoがこれから乗るのはこれの折り返し七尾行き 右からサンダーバードが追い越していく




ヘッドマークには「和倉温泉開湯1200年」とある。そう、今年の和倉温泉行きは散々だったのだ・・・




七尾線に入る特急はくたか


七尾行きの特急はくたかが通過すると、七尾行き各駅停車が来た。こいつで免田へ向かう。

中高生の夏休みはとっくに終わり、客は少ない。大学生のDenkoだけが休みを満喫している。


20分ぐらいで免田に着いた。




免田を発車する電車 ヘッドーマークには「七尾線電化15周年」とある。和倉温泉といい、今年は七尾線にとってめでたい年のようだ。




数日前はずぶぬれで見たこの駅名板 今日は夏空の下で見ることとなった。
イメージは天と地ほどに違う。


自転車置き場に直行。もちろん盗まれていなかった。これから金沢に戻る。青春18切符はあと10時間以上有効だが元は取ったからいいだろう。

そのまま去年のように国道を通ってもおもしろくないので、去年途中で断念した のと有料道路の脇のサイクリングロードを走ろう。今日はとても気持ちがいいだろう。

それにしても暑い。30℃どころか33℃はあるに違いない。(後で確認したら36℃!)のと有料道路にはすぐに達したが、この時点でかなりの汗が垂れてきた。


能登有料道路わきのサイクリングロードに入る手前に、浜に通じる道があった。そちらに無性に行きたくなった。




そうだ! この風景だ! どれだけ見たかったか!




やっぱり日本海が一番だ! なんだか泣きそう・・・


誰もいない浜辺で、Denkoは海風に当たりながらボーっと立っていた。
なんとも贅沢な時間だった・・・


海を十分満喫した後、発車。




ずっとこんな感じの道を走った。


隣の車道を走る車はDenkoの自転車とは比べ物にならないほどの速さで金沢へ走っていく。気が遠くなりそうになったが、マイペース、マイペース。

去年は木の枝がたくさん落ちていて、しかも日没後でうまく走れなかった。能登有料道路横のこの道はサイクリングには適さないと思っていたが、今回は障害物もなくスムーズに走れた。多少整備したのだろうか?

とにかく暑い・・・ パーキングで必ず止まり、水分を補給した。パーキングに自転車で入ってきて、周りの人はどうやって来たんだという顔をしていた。


途中で不思議な現象に出くわした。



海の色が、違っている。沖がより暗くなっている。「潮目」といって、暖流と寒流がぶつかるところで見られるというが、それよりは深さが大きく変わっているせいであろう。

よく見れば沖のほうに明るい筋があるが、何なのか分からない。


汗だくになって内灘に着き、そのまま浅野川を下り、家に着いた。これで今夏の能登の旅は本当に終わったこととなる。能登有料道路横の道も捨てたものではないことが分かった。とにかく暑かったが、数日前のように雨で寒くなったり足止めを食らうよりはましだ。


END


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