東方リアルピアノアレンジ No.5
『東方花映塚』 より 『おてんば恋娘の冒険』



原曲 : 「東方花映塚」より 「おてんば恋娘の冒険」
作曲 : ZUN ( 上海アリス幻樂団 )
アレンジ : chiquchoo ( Presence∝fTVA )
  

楽譜自動演奏


 バカだバカだと言われるキャラは古今東西多くとも、それを作者がゲーム説明に明記するキャラも珍しいでしょう、Hことチルノのテーマです。Hパワーは凄まじく、Win版では最古参のキャラですが未だにその人気は衰えません。
 そんなチルノのテーマなのですが、敢えて花映塚のほうを持ってきてみました。紅魔郷の『おてんば恋娘』があまりにも印象が強いので意外に影薄いですし、アレンジ例もかなり少ないですし、そもそも『おてんば恋娘』のZUNさんによるアレンジがこの曲なので、通常であればわざわざアレンジ元にこちらを選ぶ価値は殆どないでしょう。しかしリアルピアノアレンジになるとそれが一変します。花映塚の曲といえば単独で聴くと分厚すぎる程の低音とリズムが特徴で、ゲーム内では見事に私達を丁度良く高揚させてくれますが、その低音をピアノでガンガン鳴らすとこれが凄まじくかっこいい!!。
 そう、この曲の印象はまさに「かっこいい」に尽きます。決して簡単な曲とは言えない上に、綺麗な響きとはかけ離れた音ですが、このアレンジの存在価値はかっこいいの一言で十分すぎておつりが出るくらいにあるのではないでしょうかw。


・演奏の手引き

 とにかくかっこよく弾きましょう、以上。…では明らかに説明不足ですね。単に力任せに弾くだけでは上手くまとまらないので。左手の音量はペダルの踏み方との相談です。普通に踏み換えていると低音はどんどん積み重なって大きくなってきます。それでも強打したいなら短めの感覚で踏み換えることになりますが、逆に左手の音量を十分に落として、踏み替えを思い切って減らして音を溜め込むように響かせるのもお勧めです。これはこれで独特の響きに。
 一部左手にも広い音程でのかなり速い動きが強要されます。ここはびしっと決めると非常に格好良く聞こえる腕の見せ所です。この部分がどうしても弾けない場合は右手のハーモニー音を削って単音にしてでも、左手は意地で何とかしてそのまま弾くべきでしょう。
 ただこの曲は細かい注意点どうのこうのより、やっぱり勢いで思いっきり弾くものだと思います、例え暴走しようとも。細かい事を色々と考えるなんてチルノらしくないし、そもそも彼女の脳力では無理なのですH。


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