冥界の奏鳴曲 第1楽章



原曲 : 「東方妖々夢」 より 「東方妖々夢 〜Ancient Temple」
作曲 : ZUN
アレンジ : もりげん & Denko
  

楽譜音源


  前作 「Presence∝fTVA 2009spring」 に収録の 「ピアノソナタH番 "こぉるどそなた"」 は言うなれば「キャラクターソナタ」 だ。これをシリーズ化して、第2弾として 「冥界の奏鳴曲」 だ!と話が進んだわけではない。( 奏鳴曲はソナタの和訳 今は死語に近い ちなみにソナタは"演奏されるもの" という意味 )
  Denkoは「東方妖々夢 〜Ancient Temple」のアレンジは、したことも計画に入ったこともなく (というよりDenkoのアレンジ曲はなぜか5面や6面の曲が少ない) アレンジを始めた時点では本当に作れるのか不安があったが、ここ数ヶ月で得た和声 (ハーモニー) のテクニックや構成テクニックを使って楽しみながら作れた。
  構成 (形式) はソナタ形式。前半で2つの性格が異なるテーマを出し、展開部と呼ばれる中間部で両者が対立し、後半で和解するというようなもので、クラシックでは伝統があり、よく見られる曲の構成。アレンジを始めたとき (もりげん氏の楽譜を見た時点で) この曲はソナタ形式がいいだろうと判断した。東方の曲は1曲に複数のテーマがある場合が多く、ソナタ形式にするとうまくまとまる曲が多い気がする。こぉるどそなた第1楽章の原曲「おてんば恋娘」の他、「レトロスペクディブ京都」、「幽霊楽団」、「狂気の瞳」など、多数見つかる。

  by Denko


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